これまでWTAには数あるスター選手が誕生し、我々テニスファンを楽しませてくれている。しかし、そんなWTAツアーには選手間の友情は存在しないのかも知れない。セレナのヒッティングパートナーを務めるジャーミア・ジェンキンスがBlack Spin Globalというポッドキャストに出演し、女子ツアーならではのドロドロした選手の関係性について語っていた。
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元選手でもあるジェンキンスは、男子選手は大会中に対戦することが分かっていてもライバルと一緒に練習することがあるが、女子選手の場合はそんなことはありえないと話した。
「結局、女子プレーヤーはお互いが好きじゃないんだよ。男子プレーヤーは大会によって、対戦することが分かっていても、ライバルとお互いにウォーミングアップをしているよね。だけど、女子プレーヤー間ではそんなことはありえない。女子は試合をして、ロッカールームで何かトラブルが起きてしまうと、何年も口をきかなくなることがある。だけど男子は、ロッカールームで、自分の時間を過ごすのが普通だ。女子選手の間には怨恨の感情が渦巻いていると思うよ」
ジェンキンスが言っていることには誇張も含まれているかも知れないが、事実、女子選手は男子選手よりもヒッティングパートナーを雇っている率が高い。あの大阪なおみも、Karue Sellというヒッティングパートナーを雇っている。この現象は彼の言う通り、女子選手間に存在するギスギスした怨恨の感情が原因となっているのだろうか?
(画像=jarmere)