驚異的な戦績を残しつつあるシフィオンテクがプレッシャーについて語る「1試合負けただけで騒がれちゃうんだ」

 

世界女王だったアシュレイ・バーティが今年の4月に引退を表明した後、驚異的な連勝記録を経てイガ・シフィオンテクがその後を継いだ。彼女がもたらしたインパクトは凄まじく、今や女子ツアーはシフィオンテクの独裁政権と言っても過言ではないが、やはり彼女にのしかかっているプレッシャーはかなり大きいようだ。sportskeedaが報じている。

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Sport.plの取材に応じたシフィオンテクは、世界女王になるための覚悟をする時間がほとんどなかったことを明かした。

「バーティがキャリアを終えることを決めてから、私が1週間足らずで世界ランク2位、そしてすぐに1位になったことは、かつて存在しないような状況で、しかも信じられないほど厳しい状態に身を置かなければならないことを意味していたの」

「半年で6つのトーナメントを優勝したから、自分に期待しないようにするのは難しかったよ。この期待はある意味、自分自身で作り上げたものだけど、外野からの影響も無視できなかったね。1試合負けただけなのに『何が起きているんだ!』という懸念の声が出てくるんだ」

おそらく、シフィオンテクにとってはプレッシャーだが、ファンたちが彼女に大きな期待を寄せてしまうのは仕方がないのかもしれない。一時代を築いたセリーナ・ウィリアムズが一線を退いた今は尚更だ。今後もシフィオンテクは、女王としてのプレッシャーと戦い続けることになると思われるが、彼女にはできる限りプレーを楽しみ、歴史に名を刻むプレイヤーへと更なる進化を遂げてもらいたい。

(画像=https://www.instagram.com/iga.swiatek/)