シフィオンテクが達成した前人未到の5つの記録【マイアミ優勝】

 

イガ・シフィオンテクは、マイアミOPを優勝したことで、史上最年少のサンシャイン・ダブルを達成し、歴史に名を刻んだ。そこで今回は、彼女がマイアミで達成した驚くべき記録をまとめていく。Tennis.comが報じた。

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1:ポーランド人として初の世界ランク1位

 
 
 
 
 
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シフィオンテクは、マイアミの開幕戦に勝利したことで、世界ランク1位の座を確保した。これは、ポーランド出身の選手として、ATPWTAランキング史上初の1位となるだけでなく、2000年代に生まれた選手としても初の快挙となった。

2:キャリア最長の17連勝を記録

 
 
 
 
 
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シフィオンテクは、現在、直近の17試合で連勝している。ドーハで5勝、インディアンウェルズで6勝、そして今回のマイアミで6勝と勝ち星を積み重ねた。これは、2020年8月にツアーが再開してから2021年3月のマイアミまでに、大坂なおみが23連勝を記録した以来のWTA最長の連勝記録だ。

また、シフィオンテクは直近で20セットを連取している。彼女はインディアンウェルズ4回戦でアンゲリク・ケルバーに第1セットを落として以来、1セットも失っていない。加えて、直近の15セットでは、タイブレークにさえなっていない。

3:史上4人目のサンシャイン・ダブル達成

 
 
 
 
 
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シフィオンテクは、同じ年にインディアン・ウェルズとマイアミで優勝を達成した史上4人目の女性プレイヤーとなった。この偉業を達成したのは、シュテフィ・グラフ(1994年と1996年)、キム・クライシュテルス(2005年)、ビクトリア・アザレンカ(2016年)のみである。

さらに言えば、彼女はサンシャイン・ダブルを達成した史上最年少の女性選手となった。それまでの最年少記録は、21歳で達成したクライシュテルスのものだった。男子の方では、1991年にジム・クーリエ、1992年にマイケル・チャンがそれぞれ20歳の若さで達成しており、シフィオンテクは男女を問わず3番目の若さで偉業を成し遂げたことになる。

4:圧倒的な勝負強さ

 
 
 
 
 
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シフィオンテクは、直近の6回戦ったツアーの決勝で、合計20ゲームしか失っておらず、すべてストレートで勝利している。唯一敗北したのは、2019年にキャリア初のWTA決勝に進出した時だ。

シフィオンテクのWTA決勝でのキャリア成績(キャリア成績6勝1敗)
2019年:ルガノ(WTA250):ヘルコック(6-3, 3-6, 6-3)
2020年:全仏オープン(グランドスラム):ケニン(6-4,6-1)
2021年:アデレード(WTA500):ベンチッチ(6-2,6-2)
2021年:ローマ(WTA1000):プリスコバ(6-0,6-0)
2022年:ドーハ(WTA1000):コンタべイト(6-2,6-0)
2022年:インディアンウェルズ(WTA1000):サッカリ(6-4,6-1)
2022年:マイアミ大会(WTA1000):大坂なおみ(6-4, 6-0)

5:WTA1000のカテゴリーを3連続優勝

 
 
 
 
 
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シフィオンテクは、ドーハ、インディアンウェルズ、マイアミを優勝したことにより、シーズン開幕からWTA1000を3連続で優勝した最初の女性プレイヤーとなった。

この記録は、2009年にWTA1000レベルの大会が始まって以来、キャロライン・ウォズニアッキ(2010年モントリオール、東京、北京)、セリーナ・ウィリアムズ(2013年マイアミ、マドリッド、ローマ、トロント)に次いで、3回連続でWTA1000を優勝した3人目の女性選手という偉業でもある。

ポーランド人女性として、2012年のアグニエシュカ・ラドワンスカ以来、2人目のマイアミ優勝者となったシフィオンテク。若きクイーンは、今後もツアーを席巻していくことだろう。

(画像=@iga.swiatek)