元全米女王のストーサーが引退を決断。「まだいろんな感情が渦巻いている」

 

“Sam”の愛称で知られるオーストラリア出身のプロテニス選手であるサマンサ・ストーサーは、自身のSNSを通して、2022年の全豪オープンを最後のシングルス大会とすることを発表し、22年間の輝かしいキャリアに終止符を打った。

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「2週間後に自身20回目のAOでプレーできることを楽しみにしていますし、とても感謝しています。私のホームで行われるグランドスラムで、シングルスのキャリアを終える機会を与えてくれたテニスオーストラリアに心から感謝しています。家族や友人、そして私を支えてくれたオーストラリアのファンの前でキャリアを終えることができるのは、私にとってとても意味のあることです。まだ、いろいろな感情が入り混じっているところではありますが、私はいつもオーストラリアでプレーを終えることを考えていたので、これ以外の終わらせ方は望んでいません。残りのシーズンはダブルスのみプレーするつもりですが、これで私のキャリアの第1章は終わります」

来月開催される全豪オープンへのワイルドカードを獲得したストーサーは、上記の投稿で20回目となるメルボルンへの出場に興奮している気持ちと共に、地元の観客の前で、最後のシングルス大会をプレーする機会を与えてくれた大会運営団体のテニス・オーストラリアへ感謝を伝えた。

ストーサーは、2011年の全米オープンで、グランドスラムで23回優勝しているセレナ・ウィリアムズを決勝で破り、グランドスラムタイトルを獲得した猛者だ。彼女は2011年に自己最高のシングルスランキング4位を記録したが、ニューヨークでのタイトル獲得後は、なかなか調子が上がらず苦しんでいた。

また、ストーサーは女子ダブルスで4つのグランドスラムタイトルを獲得しており、2005年全米オープンと2006年全仏オープンではアメリカのリサ・レイモンドと、2019年全豪オープンと2021年全米オープンでは中国のチャン・シューアイと組んで勝利している。

(画像=samstosur)