【ATP/テニス】ナダルのNFT市場参入が海外で賛否両論?【実際のコメント和訳あり】

 

ラファエル・ナダルは、今年の全豪オープンを制した数日後、アメフト界のスーパースターであるトム・ブレイディが共同設立したNFTプラットフォームであるAutographとのコラボNFTを発表した。さらに彼は、全仏オープン優勝後にも記念NFTを発売したのだが、この動きはオールドスクールな一部のファンからはウケが悪いようだ。sportskeedaが報じている。

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現在、あらゆるスポーツがNFT市場へ参入を始めており、大きなマーケットへ成長しつつある。時代のトレンドを鑑みると、ナダルのNFT発売はテニス界にとってプラスに見えるが、海外では推進派と反対派で意見が分かれているのが現状だ。

「ラファのことは大好きだけど、NFTは詐欺だよ」

「ラファが人生かかってもNFTが何なのか説明できないことを知っているから、さらにイライラすると改めて言うよ」

「まるで彼のアカウントがハッキングされたようだ」

他のツアー選手で言えば、スタン・ワウリンカ、大阪なおみ、セリーナ・ウィリアムズといったビッグネームたちが既にNFTを発売しているが、伝統を重んじる空気が強いテニス界において、トレンドに沿った新たな動きというのは歓迎されないということなのだろうか?

ウィンブルドンでは、腹筋の断裂により準決勝前に棄権することになってしまったナダル。今後も彼は、継続的にNFTを出すと予想されるが、テニスファンから完全に受け入れられる時が来ることを期待したい。

(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)