念願のウィンブルドン・ファイナリストとなったニック・キリオスは、同大会の厳格なドレスコードを守らなかったため、一部のファンから批判を集めた。トロフィー授与式でも、赤いジョーダンのキャップを被り「恥知らず」と揶揄されることとなったが、彼にとってジョーダンは重要なアイデンティティなのかもしれない。essentiallysportsが報じている。
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🗣 “Any publicity is good publicity, right?”
— BBC Sport (@BBCSport) July 4, 2022
Nick Kyrgios was not taking the bait when asked about his attire at #Wimbledon. 🎣❌#BBCTennis pic.twitter.com/3YSeY0zIAr
キリオスは、ドレスコードを守らなかった理由について、4回戦を戦い終えた後に下記のように話していたことがある。
「俺は自分の好きなことをするからさ。ルールの上に立つ人間じゃないし。まあ、ジョーダンを履くのが好きなんだけど。明日は、トリプル・ホワイト(ナイキの代表的な白い靴)を履いてみようかな。だけど、他の誰も、ウィンブルドンのコート上でジョーダンを履いて歩く人はいないよな」
熱心なNBAファンであり、ボストン・セルティックスのファンであることが知られているキリオス。以前にもテニスへ新規ファンを巻き込むために、コート上のファッションへのこだわりを語っていたこともあったが、彼にとってジョーダンは重要なインスピレショーンなのだろう。次の試合では、彼がどんなファッションを披露してくれるのか楽しみだ。
(画像=https://www.instagram.com/p/Cf198-hIuiF/)