【海外テニス】キリオスが世界ランクに物申す「シードされようがされまいが俺は気にしない」

 

USオープン4回戦で、今大会の第1シードだったダニール・メドベデフを倒したニック・キリオス。芝のシーズンが始まってから、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち星を挙げている彼だが、キリオスにとってシード順はゲームに挑む上で全く関係のない要素であるようだ。sportskeedaが報じている。

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試合後の記者会見でキリオスは、世界ランクで格上の相手であるメドベデフに対して、プレッシャーを感じることは全くなかったと話した。

「今夜もランキングは重要ではないというメッセージが伝えられたような気がするよ。彼の名前の隣には1が、俺の名前の隣には23が見える。だけど、シードされようがされまいが、俺は気にしない」

「正直なところ、ランキングシステムは選手の技術や実力に報いるものではなく、一貫性に報いるものだと思う。今シーズン、俺は12大会に出場しているけど、自分よりも上にいる何人かは、32大会も出場している。俺が彼らよりも上のランクに行くには、大会で勝ち残らない限り、ほとんど不可能なことだ。俺にとってランキングは本当に重要じゃない」

プロの選手だけに限らず、対戦前に相手のシード順を気にしてしまうのはテニスプレイヤーの性だが、キリオスにとってそれはただの数字にしか過ぎないのだろう。果たして彼は、USオープンのタイトルを獲得できるのだろうか?

(画像=https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/)