ラファエル・ナダルは、2023年の全豪オープンで、左腸腰筋を負傷した影響により、2回戦敗退という残念な結果に終わったものの、未だに闘志は燃やしたままのようだ。sportskeedaが報じている。
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ナダルが怪我の痛みに苦しむ姿を見て、涙を流す妻のマリア。あまりにショックな終わり方だったけど、最後まで棄権せずに戦い抜いたナダルには拍手を送りたい。pic.twitter.com/sxNZpE0zbm
— モリス@海外テニス情報 (@Morris2009USop) January 18, 2023
Eurosportのインタビューに応じたナダルは、以下のように語っている。
「物事を受け入れ、冷静になり、まず肉体的に回復し、そして精神的にも回復しなければならない」
「私は戦い続けるつもりだ。何も諦めるつもりはない。これはボクシングの試合のようなもので、年の初めにノックアウトされてしまった感じだけど、複雑な状況下でも、物事を見通す冷静さは持っている」
加えてナダルは、復帰については慎重に考えていることも明かした。
「悲観的でも楽観的でもなく、今は慎重な姿勢で、医師の診断を待つしかない。医師がどう言うのか、様子を見るしかない」
「私はこれまで、間違った復帰の仕方をしたことはない。できるだけ早く治って欲しいね」
試合後に受けたMRI検査では、左足の腸腰筋にグレード2の断裂が発見され、6~8週間の離脱が見込まれているナダル。彼は抗炎症理学療法を受けることを自身のTwitterで明かしたが、このスケジュールで行けばサンシャインダブルに間に合うかどうかギリギリのラインだ。何はともあれ、彼が万全な状態でコートへ戻って来てくれることを祈りたい。
(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)