ベオグラードの決勝でアンドレイ・ルブレフに敗北したノバク・ジョコビッチは、試合後の記者会見で「若い頃の自分に何をアドバイスしたい?」という質問に答えた。sportskeedaが報じている。
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A Beautiful sight to see … @DjokerNole ❤️❤️❤️ pic.twitter.com/KQ1eTV50Mk
— Mahesh S Wali (@MaheshS_Wali) April 23, 2022
ジョコビッチは、以下のようにコメントしている。
「すべてのアスリート、特にテニスプレーヤーに役立つと思う普遍的な価値観、一般的なことがいくつかあるんだ。それは『コミットメント』さ。自分自身で考え、評価し、スポーツにどれだけ献身的になりたいか決めることが重要なんだ」
「テニスは個人競技であり、誰もあなたの代わりにはなれない。朝起きて、体が痛くても、スーツケースがいっぱいでも、すべてを乗り越えなければならない。長期的な目標と短期的な目標が必要で、それが自分を奮い立たせるし、最も必要な時に強さとエネルギーを見出すことができるんだ。10代という時間は、自分自身を発見し、人間としての自分を形成する時期だと言える」
加えてジョコビッチは、コーチや両親から人生の舵取りを教わった経験も話した。
「正しい人々に囲まれることも重要なんだ。僕はニコラ・ピリッチ(レジェンドでジョコビッチは彼のアカデミー出身)やエレナ・ゲンチッチ(ジョコビッチを初めて指導したコーチ)、そしてもちろん両親にも恵まれた。彼らはテニスや人生の先生であり、基本的な価値観やルールを教えてくれたんだ」
世界王者というポジションに怠けることなく、ハードワーカーなことで有名なジョコビッチ。テニスに身を捧げてきたからこそ、今の実力が備わったのは間違いない事実だろう。今シーズンは苦難が続いているが、彼にはいち早くリズムを取り戻してもらいたい。
(画像=https://twitter.com/rinadjoker/status/1517866676041043969)