ツアー屈指のパワープレイで2019年のUSオープンを制覇し、世界的な名声を得たビアンカ・アンドレースク。そんな彼女がこの度、共同執筆した児童書の発売を発表した。海外テニスサイトBASELINEが報じている。
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この児童書は「Bibi’s Got Game」という題名で、サブタイトルには「A Story about Tennis, Meditation and a Dog Named Coco(テニスと瞑想、そしてココという名の犬の物語)」と書かれている。発売は来年の春頃を予定しているそうだ。
アンドレースクと共同執筆したのは、メアリー・ベス・レザーデールという著名な児童書作家で、世界的な名誉である「 Independent Publisher Book Award」の受賞歴もある偉大な方だ。アンドレースクはこの本の出版について「自分の本を書くことはずっと私の夢だった。この本が発売されるのが待ち遠しい!」と自身のインスタグラムで語った。
2019年には2つのWTA1000タイトルと、加えてグランドスラムも1つ制覇し、新時代の女王になることが期待されていたアンドレースクだが、コロナでシーズンが中断してからは、満足のいく結果を残せていない。今年のマイアミOPでは、アシュリー・バーティに敗れたものの準優勝し、気を吐いたが、怪我がちな体質のせいで、安定した勝ち星が見込めないのが彼女の課題だ。
また、アンドレースク陣営は今シーズンに、長年連れ添ったコーチのシルバン・ブリュノーを解雇し、スヴェン・グローネベルドという、マリア・シャラポワを指導していた経歴を持つコーチを招集した。しかし、インディアンウェルズで敗退した後の会見で、アンドレースクは「練習で取り組んでいることが一貫してできていない。」と苦しみながら発言していただけあり、2人の相性も心配されている。世界一のパワーショットを持っている選手なだけに、来シーズンにはカムバックしてくることを期待したい。
(画像=@Bandreescu_)