フランシス・ティアフォーは、現在のイギリスNo.1選手キャメロン・ノリーを破り、インディアンウェルズの準決勝に進出した後、自身が持つグランドスラム優勝への野望について語った。sportskeedaが報じている。
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First set sealed in style…@FTiafoe #TennisParadise pic.twitter.com/24MC7fTF0d
— Tennis TV (@TennisTV) March 13, 2023
カリフォルニアの砂漠で見事な快進撃を続けるティアフォーは、自身初のマスターズ1000の決勝に進出した。これによりティアフォーの今シーズン成績は14勝3敗となり、彼は遺憾なくポテンシャルを発揮することに成功している。この勢いを継続すれば、グランドスラム優勝も夢ではないように見えるが、そんなティアフォーには大きな野望があるようだ。
「グランドスラムで優勝すること。世界ランキング1位になることも素晴らしいけど、もし引退する前に一度でもグランドスラムで優勝できたら、夜は心置きなく安心して眠れるはず。誰も文句は言えない。『自分はグランドスラムチャンピオンだ』と思い返せる。何より全米オープンでは気合を入れてプレーしたい」
加えてティアフォーは、ノリー戦での戦術についても少し触れ、次のように語っている。
「反応してボールを追いかけるだけでなく、積極的にスピードを使って攻撃する機会が増えてきた。前に出て、ボレーを打ち、アスレチックなプレーを組み込めるようになってきたんだ」
「今日は彼に対して有効な対策ができた。キャムはキャムらしく、最後まで僕にとっては厳しい相手だったけどね。最後にちょっとバタついたけど、ほとんど思い通りな展開だったと思う」
昨シーズンの全米オープンで準決勝に進出してから、それをきっかけに破竹の勢いで成長を遂げているティアフォー。今のツアーはベテランから若手まで、全体的に実力が拮抗していると言えるが、果たして彼はグランドスラムで優勝することが出来るのだろうか?まずはインディアンウェルズの結果に注目したい。
(画像=https://www.instagram.com/bigfoe1998/)