【海外テニス】シナーとラドゥカヌが今シーズン最も期待外れな選手として新聞に掲載される

 

ヤニック・シナーとエマ・ラドゥカヌは、それぞれ将来が渇望される若手選手だ。それだけに、彼らが今シーズン期待以上の結果を残せなかったことへ、不満を持つメディアは多いのかもしれない。sportskeedaが報じている。

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フランスの新聞誌『L’Equipe』が発表した『今シーズン最も期待外れだった選手』リストを巡って、今多くのテニス関係者がざわついている。このランキング自体がネガティブなトピックであるのに加えて、トップにはテニス界を担う金の卵、シナーとラドゥカヌの名前がピックアップされていたからだ。

このことについて、世界ランキング1位のイガ・シフィオンテクを指導するスポーツ心理学者のダリア・アブラモビッチは、以下のように批判している。

「今回のような発想にはがっかりさせられる。こんな『ランキング』を発表する意味はあるの?」

確かに、1年を通して怪我に泣かされたラドゥカヌと、世界ランキングを年初の10位から15位まで下げたシナーは、期待外れなシーズンを過ごしたのかもしれない。しかし、2人がベストを尽くした上で出した結果を、ランク付けする意味は果たしてあるのだろうか?

ちなみに、シナーは来季へ向けて挽回したいと、以下のようにATPポッドキャストで語っている。

「僕はトリノを目指している。またATPファイナルズに戻ってプレーしたい。今年は重要なトーナメントを欠場してしまったけど、健康体を維持することが重要なんだ」

(画像=https://www.instagram.com/janniksin/)