ニック・キリオスは、自身のSNSを通じて、克服しなければならなかった精神的な問題について語った。sportskeedaが報じている。
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Instagramでファンからの質問に答えたキリオスは、過去にメンタル的な問題を抱えていたと明かした。
「俺が何を経験してきたのか、どんな戦いを乗り越えてきたのかは、誰も知らない。自傷行為をしたこともあるし、人生について暗く考えたこともある」
「数年前、家族との関係がうまくいってなかったのは、いつも離れていて、家族がそばにいなかったからだ。勝ったり負けたり、人間関係の問題を抱えたり、他の問題に対処したりしてきたからね」
世界ランキング13位まで登り詰めた過去を持つキリオスだが、以前には過酷なツアー生活のせいで、ガールフレンドの側にいられないことを悲しんでいたこともある。繊細な心を持つ彼にとって、人間関係はとてもナイーブな部分なのだろう。
「世界が自分に敵対しているように感じたから、親しい人達を押しのけてしまったんだ。あれは二度と繰り返したくない。精神的なゲームは馬鹿げているよ」
全豪オープンでは、タナシ・コキナキスとのペアで優勝し、ダブルス人気を再燃させたことが大きく評価されたキリオス。今は昔ほど、敵対するファンも多くないはずだ。彼には健全な精神状態で、伸び伸びとプレーしてもらいたい。
（画像＝k1ngkyrg1os）
