【ATP/テニス】ディミトロフの愛称「ベイビーフェデラー」を本人が嫌っている理由

 

グリゴール・ディミトロフは、スイスの巨匠ロジャー・フェデラーと似たようなゲームスタイルを得意としており、ツアー参戦当初から『ベイビーフェデラー』と呼ばれることが多かったが、本人はこのニックネームを嫌っているようだ。essentiallysportsが報じている。

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90年代生まれであるディミトロフは、他の選手と同様、フェデラーに憧れて育った。そのため、『ベイビーフェデラー』というあだ名は、彼にとって最大の賛辞の一つでもあった。

しかし、キャリアを重ねるにつれ、その賛辞はやがて彼にとって葛藤の種へと変わっていった。ディミトロフは以下のように語っている。

「最初はとても感謝していた。でも、時間が経つにつれて『いい加減にしろ、それはもう古い 』と思うようになったんだ」

「そう、僕たちはある種の類似性を持っている。でも、僕たちは全く違うプレーをするんだ。あだ名で呼んでくれることには感謝している。でも今は、呼ばれたところで何とも思わないから、あだ名で呼ぶ人たちを恨むようになったこともあったよ」

ディミトロフが言うように、フェデラーと彼を冷静に比較してみると、違うところも多い。フェデラーのプレーは華麗なイメージを持つが、ハイライトプレーを好むディミトロフのスタイルは正反対にも思える。ディミトロフには今後も、唯一無二の存在としてツアーを盛り上げてもらいたい。

(画像=https://www.instagram.com/grigordimitrov/)