【ATP/テニス】身体能力が高いテニス選手歴代10選【動画付き】

 

技術、気質、精神的なタフさは、テニスで成功するための重要な要素だが、フィジカル面はあまり表立って語られることは少ない。そこで今回は、テニスの歴史上、最も運動能力の高いテニス選手を10人を紹介させていただきたい。sportskeedaが報じた。

【関連記事】モンフィスがゲーム好きになったきっかけはスーパーファミコン。

10位:ダビド・フェレール

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

David Ferrer(@davidferrer1982)がシェアした投稿

ダビド・フェレールは、グランドスラムのタイトルを獲得していない無冠の王者としてしばしば評価されている。2013年の全仏オープン決勝進出がキャリアのハイライトとして思い出されるが、20年にわたる選手生活の中で、彼は734試合を勝ち抜いている。

2019年に引退したフェレールは、その運動神経と最後まで諦めないスピリット精神で特に有名だった。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチといったBIG3たちには苦戦したものの、小さな体であらゆるボールに喰らいつく強靭な試合運びは、多くのファンを魅了した。

9位:アンディ・マレー

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Andy Murray(@andymurray)がシェアした投稿

アンディ・マレーは、未だ現役の数少ない元世界No.1選手の一人だ。現在世界ランク85位の34歳は、3つのグランドスラムを含む46のシングルスタイトルを獲得している。

マレーのプレーは、お世辞にも美的センスに欠ける泥臭いものだが、強靭なフィジカルを活かしたディフェンス力で、あらゆる選手たちと互角に渡り合ってきた。股関節の手術後は、以前と同じような動きを取り戻すことはできていないが、オフェンス重視とされる現代ツアーに適応できるか注目だ。

8位:ジョー・ウィルフリード・ツォンガ

ジョー・ウィルフリード・ツォンガは、ツアーの歴史上、最も恐るべきビッグヒッターであり、ネットへのプッシング力も兼ね備えていることから、機動力も高い選手だと言える。

かつてトップ10入りしたこともあるツォンガは、今年の全仏オープンで引退することを明言したばかりだが、彼の全盛期のフォアハンドには、フェデラー、ジョコビッチ、ナダルすら手に負えない瞬間が存在した。純粋なパワー比べであれば、間違いなくツアートップクラスだろう。

7位:ピート・サンプラス

ピート・サンプラスは、芝のサーフェス上で史上最高の選手の一人として広く知られている。50歳となった彼が持つ14個のグランドスラムのシングルタイトルは、ナダル(21)、フェデラー(20)、ジョコビッチ(20)に次ぐ多さだ。

サンプラスの身体能力は、シグネチャームーブである『ダンクスマッシュ』を見れば一目瞭然だ。もちろん、コート上でのフットワークも申し分ない。タフなボールを回収し、見事なウィナーを放つことで知られている。

6位:パラドーン・スリチャパン

パラドーン・スリチャパンは、錦織圭が頭角を表す前に活躍していたアジア界のトッププレーヤーであり、タイ人として初めて世界のトップ10にランクされた経歴を持つ。

右手の故障に悩まされ、1997年から2007年までの約10年間という、比較的短いキャリアだったが、2000年代前半には5つのシングルスタイトルを獲得していた名選手だ。スリチャパンは、パワフルなベースラインプレーと強力なサーブを武器とした。

5位:ドミニク・ティエム

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Dominic Thiem(@domithiem)がシェアした投稿

ドミニク・ティエムは、パワフルなストロークを軸にオールコートで活躍できるユーティリティを持っている。特に、彼のコートを突き刺すような片手打ちのバックハンドは、鍛え上げられた胸筋と足腰がなければ実現できない代物だ。

4位:グリゴール・ディミトロフ

グリゴール・ディミトロフは、トレードマークの片手打ちバックハンドと、柔らかい体を活かしたスライド力が持ち味の選手だ。ラケットタッチも優れていることから、ハイライト動画では常連の選手でもある。

加えて、フェデラーに似たプレースタイルを持つことから『ベイビーフェデラー』の愛称で親しまれるディミトロフは、コート外でも人気が高い。

3位:ノバク・ジョコビッチ

ノバク・ジョコビッチは、スポーツ史上最高のオールコートプレーヤーであり、最強のリターナーとして広く知られている。

ジョコビッチの機動力は随一で、彼からウィナーを取ることはとても難しい。足腰の柔軟性、優れた運動能力を生かしたフットワークは、コート上の死角をゼロにする。

2位:ラファエル・ナダル

ラファエル・ナダルは、ジョコビッチと同様、間違いなくスポーツ史上最高の選手の一人だ。今さら書くまでもないが、クレーコートでのプレーで、彼の右に出るものはいない。

ナダルといえば、長年のライバルであるフェデラーを苦しめてきたエッグボールが思い浮かぶが、強烈な体幹がなければ、あそこまでのスピン量を確保することはできない。まさに驚異的なフィジカルを持つと言える。

1位:ガエル・モンフィス

ガエル・モンフィスは、間違いなくテニス界で最も運動能力の高い選手だ。驚異的な運動神経、柔軟性、パワーヒッターとしての実力は申し分ない。

どこに打ち込んでもボールを返してくるモンフィスのプレーは、対戦相手からすると恐怖だ。とっさの閃きでサーカスショットを繰り出すこともあり、ファンとしても見ていて飽きない選手の1人だ。

(画像=https://www.instagram.com/iamgaelmonfils/)