ダニール・メドベデフは全豪オープンの初戦に臨み、世界ランキング91位のヘンリー・ラクソネンを相手に6-1, 6-4, 7-6 (7-3)で圧勝した。これで無事に、タイトル獲得への第一歩を踏み出したわけだが、そんな彼が試合後のインタビューで語った内容が話題となっている。tennisheadが報じた。
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メドベデフは、試合後の記者会見でロイター通信に対して、テニスの多忙なスケジュールについて言及し批判した。
「オフシーズンの期間が足りなすぎるよ。毎年、年末にデビスカップへ出場して、仮に毎年決勝へ進出していたらと思うとキツい」
「だから、大会のどれかは犠牲にしなければならないんだ。その基準は、体が直接、限界だと教えてくれることもあるし、自分で決断しなければいけない時もある。しかも、多くの人が決断に反対するだろうから、簡単には決められない」
2021年シーズンは、スケジュールをパンパンに詰め込み、フルに戦い続けたメドベデフ。彼の意見はもっともだろう。加えて彼は、全豪オープンでタイトルを獲得する自信についても語った。
「プレッシャーが好きだ。ここでプレーするのも好きだし、ハードコートも好きだ。去年よりもいいプレーをしたいといつも思っているけど、簡単にはいかないね。試合前、試合後、そして試合の1日前に何を準備すればいいのかは分かっているつもり。だから、自分はそれを再現しようとしているだけだよ」
「僕が良いテニスをしていれば、対戦相手から、自分に勝つことは本当に難しいと思われているのは自覚してるよ。僕は自分が、7回連続で世界のベストプレーヤー達を打ち負かして、優勝するポテンシャルを持っていることを知っている」
続く2回戦では、オージーの人気者であるニック・キリオスと対戦することが決定し、ファンからのメドベデフに対する期待のボルテージも上がり続けている。果たして彼は、2つ目のグランドスラムタイトルを獲得することができるのだろうか?
(画像=dmedvedevfans)