ポーラ・バドサが、ラファエル・ナダルに強い憧れを持っていることは有名だが、どうやら彼女は、ナダルが見ている前でプレーするのは非常に緊張するようだ。sportskeedaが報じている。
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バドサとナダルは、2023年シーズンの開幕戦に、オーストラリアで開催されたユナイテッドカップで、スペイン代表のチームメイトとして一緒にプレーした。
バドサにとっては、憧れの存在であるナダルと交流する絶好のチャンスだったわけだが、緊張しすぎてそれどころではなかったらしい。テニスチャンネルの取材で彼女は以下のように話している。
「(自分の試合に)彼が来ないことを祈っていたの。だけど、ファーストセットのゲームカウントが2-1になったタイミングで現れたんだ」
「だから自分に『落ち着いてポーラ、ラファ・ナダルが見ていると思っちゃダメ』って言い聞かせたよ。彼は私のアイドルだから。とても緊張した」
「でも、結果的に素晴らしいプレーが出来たから、自分自身が誇らしかった。超緊張したね。5歳の時からラファが私のアイドル。ベンチで私を応援してくれたし、チェンジオーバーの時に話すことも出来たから、とても嬉しかった」
ユナイテッドカップでは、ピクルスジュースを飲んだ後に、フォアハンドの平均速度が10km上昇したことも話題となっていたバドサ。彼女にとって、ナダルと同じチームで戦えたことは、一生の誇りだろう。現在は世界ランキング33位と苦しい時間が続いているが、バドサのカムバックに期待したい。
(画像=https://www.instagram.com/paulabadosa/)