【海外テニス】痙攣に苦しむバドサを救った怪しいジュースの正体は?【フォアの平均速度が10km上昇】

 

ポーラ・バドサは、シーズン開幕戦で苦戦を強いられた。ユナイテッド・カップのハリエット・ダートとの試合で、彼女は深刻な痙攣に苦しめられたのだ。sportskeedaが報じている。

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ダートからカウント7-6(6), 4-4と追い込まれ、メディカルタイムアウトを取ったバドサ。そんな彼女が治療のためにトレーナーから渡されたのは、なんとピクルスジュース(ピクルスの漬け汁)だった。

日本ではあまり馴染みはないが、海外でピクルスジュースは痙攣対策として効果があるとされている。実際にアメリカの大学が研究したデータによると、飲んでから平均85秒で痙攣が改善されたという研究結果も出ているほどだ。

そして、メディカルタイムアウトを終えたバドサは、驚異の逆転劇を見せることになる。なんと彼女は、ピクルスジュースを飲む前と後で、フォアハンドの平均速度が10kmも上がったのだ。結果的に彼女は6-7(6), 7-6(5), 6-1でダートに勝利することに成功した。

魔法のジュースのおかげで復活を遂げたバドサ。残念ながら、彼女の奮闘も虚しく、スペイン代表はイギリス代表を前に敗退が確定してしまったが、バドサにはこの勢いを継続し、健康体でシーズンを過ごしてもらいたい。