ラファエル・ナダルは、ローマ・マスターズで行われた記者会見で、自身のフィジカルの状態について語った。sportskeedaが報じている。
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肋骨の疲労骨折から復帰を果たしたばかりのナダル。彼は歳を取るごとに、回復速度が遅くなっていることを自覚しているようだ。
「(肋骨の骨折により)6週間もラケットに触れず、体を動かす機会もないなんてね。僕の身体は、古い機械のようなものなんだ。この機械を再び動かすには、それなりの時間が必要なんだ」
「19歳の時と、36歳でテニスのキャリアで経験したすべての問題を抱えた時では、同じというわけにはいかない」
加えて彼は、復帰のコツについても言及した。
「自分の体や動きに自信を持つことが必要で、そうすれば、また自分のテニスを快適に感じることができるようになるんだ。今年のスタートには満足している。僕にとって、この1年は素晴らしいものさ」
「正直、いいプレーができる自信があるんだ。違うかな?今週はポジティブになれるかもしれないし、そうでないかもしれない。それは誰にも分からない。ただひとつ確かなことは、僕は努力を続け、来週、2週間後(全仏オープン)に向けて自信をつけていこうと思っているんだ」
昨年、ノバク・ジョコビッチ相手に雪辱を味わった全仏オープンに合わせて、ハードワークを続けると語ったナダル。彼のフィジカルはすでに全盛期を過ぎているが、ツアーの中での影響力は未だ絶大だと言える。全仏のトロフィーを奪還できるのか今から楽しみだ。
(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)