マッテオ・ベレッティーニは、レイバー・カップのオンコートインタビューで、ロジャー・フェデラーに憧れた幼少期の思い出を振り返った。sportskeedaが報じている。
【関連記事】トニー・ナダルがフェデラー引退に反応「彼は一度も観客に拍手や歓声を要求しなかった」
Breaking the 100mph barrier.
— Laver Cup (@LaverCup) September 24, 2022
A rocket from @MattBerrettini against Felix Auger-Aliassime is the @CreditSuisse shot of the day.#LaverCup pic.twitter.com/F1EY4w5oCw
ベレッティーニは、引退試合を終えたフェデラーについての感想を聞かれ、以下のように答えた。
「眠れないほどだったんだ。本当に感情的だった。僕はフェデラーに『どうしてか泣いちゃったよ。みんな泣いているんだ』と伝えたんだ」
「僕がテニス選手になれたのは、フェデラーのおかげなんだ。彼は知らないだろうけど、僕が子供の頃、彼がローマでプレーしていた時、チケットを持っていなかった僕は、センターコートに忍び込もうとしていた。彼は僕のアイドルだった」
2021年ウィンブルドンのファイナリストでもあるベレッティーニは、さらにフェデラーから受けた数え切れないインスピレーションについても語った。
「フェデラーは、僕に多くのインスピレーションを与えてくれた。僕だけでなく、もちろん何十億もの人たちにもね。でも、彼はこのスポーツのために、僕のために、普遍的に、すべてをやってのけてくれた。フェデラーには感謝しなくちゃいけないし、みんなにも感謝しなきゃいけないね。鳥肌が立つし、自分にとってはタフだよ」
ツアーの中でトップクラスの実力を誇るベレッティーニにとっても、フェデラーは幼少期の頃から特別な存在だったようだ。二度とフェデラーのプレーをツアーレベルで見ることは叶わないが、彼が残したレガシーはあらゆる選手たちによって継承されて行くことだろう。
(画像=https://twitter.com/LaverCup)