【海外テニス】ズベレフが糖尿病で苦しむ子供達に向けてメッセージ「僕は成功出来ないと言われてきた」

 

アレクサンダー・ズベレフは、わずか3歳の時に糖尿病と診断され、現在も定期的に血糖値をチェックする姿が目撃されている。ハンデとなる持病を抱えながらも、一流のテニス選手として成功している彼だが、今のズベレフの未来を想像できた人間は少なかったようだ。sportskeedaが報じている。

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ズベレフは自身の財団のインスタグラムで、糖尿病により期待を得られなかった過去を振り返った。

「僕はいつも、糖尿病だから成功することは出来ないと言われてきた。あらゆる医者、あらゆる専門家が『糖尿病でプロ選手?そんなことはありえない』とね」

「でも、僕は最高で世界ランク2位まで上り詰め、オリンピックで金メダルも取れたから、自分が経験してきたことで他の人を助けることができると思った。他の人を励ますことができる。糖尿病というトピックのメッセンジャーになれるんだ」

「糖尿病であっても、すべてが可能であることを示したい。だから僕は糖尿病であることを公表したんだ」

ズベレフの行動は称賛に値するものだ。2022年8月に、彼は糖尿病で苦しむ子供たちをサポートする『アレクサンダー・ズベレフ財団』を立ち上げ、夢を諦める子が1人でも少なくなるように積極的な活動を行っている。

全仏オープンで負った足首の靭帯断裂により、今シーズンのほとんどを棒に振ってしまったズベレフ。来る2023年シーズンでは再起が期待される。

(画像=https://www.instagram.com/alexzverev123/)