【海外テニス】ナダルがキリオスをベタ褒め「どんな相手にも勝てる才能と武器がある」

 

スペインのテニス界の象徴とも言えるラファエル・ナダルが、開幕を控えるユナイテッドカップの会見で、悪童のニックネームで親しまれるニック・キリオスの才能について語った。sportskeedaが報じている。

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ナダルは、キリオスがグランドスラムを優勝する可能性について、次のように述べた。

「キリオスが全仏オープンでのプレーをあまり好まないことは知っているよ。ローラン・ギャロスだけが、彼があまり好きでないように見えるグランドスラムなんだ。だけど、ウィンブルドンでは決勝に進出し、ニューヨークでも決勝に近いところまで行ったから、優勝のチャンスは十分あったと思うよ」

「彼は、どんな大会でも勝つことができるんだ。どんな相手にも勝てる才能と武器がある。彼には勝つ力がある」

加えてナダルは、今回がキャリア最後のオーストラリア訪問になるのかどうかについて答えた。

「プロである以上、分からない。そうならないことを望んでいるよ。36歳という年齢では、いつが最後になるかはわからないけどね。当たり前のことだけど、今はそういう話をする気分じゃないから、多くは語りたくない。ただ、可能な限り高いレベルでプレーすることに集中し、競争力を維持し、何事にも挑戦する可能性を自分に与えるだけだ」

「それが、今の私のゴールなんだ。いつが最後になるかとかは考えていない。もし、これが最後なら、できる限り楽しもう。何か特別なことを成し遂げようじゃないか。私は今やっていることに満足しているんだ。これからも楽しみだよ」

ディフェンディングチャンピオンとして全豪オープンを迎えるナダルだが、ノバク・ジョコビッチが帰還したこともあり、連覇をするには高いクオリティのプレーが求められるだろう。キリオスに関しては、エキシビジョンマッチで負傷した足首の容体が気になるところだが、無事に全豪へ間に合うことを祈りたい。

(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)