アレクサンダー・ズベレフは、昨年の全仏オープンで右足首の靭帯を断裂し戦線を離れて以降、初めてユナイテッド・カップで公式戦に復帰した。残念ながら、チェコ代表のイリ・レヘチュカを相手に勝利することはできなかったが、彼自身は結果を急ぐ必要はないと思っているようだ。sportskeedaが報じている。
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— Inés S. (@gandaines) December 30, 2022
ズベレフはレヘチュカに敗れた後、怪我の健康状態とシーズンの展望について以下のように語った。
「正直なところ、完全に痛みが無くなってから2~3週間しか経ってないんだ。サウジアラビアのエキシビジョンからぐらいだね。その前は痛みがあって、自分がやりたいプレーができなかったんだ。明日、明後日に解決するような問題ではないと思うし、自分が望むレベルに戻れるまで、数週間はかかると思う」
「全豪オープンで勝ち進む事は、現時点では難しいと思う。僕が優勝することに期待をかけるのは非現実的だし、やめておいた方がいいよ。もちろん、僕は勝ちたい。誰にだって勝ちたいけどね」
昨年のデビスカップ前に、右足骨内部の炎症も引き起こし、強い痛みに苦しめられていたズベレフ。あらゆる苦難を乗り越え、コートに帰ってきた彼のハードワークは称賛に値するだろう。次戦のテイラー・フリッツ戦では、復帰後初の白星を飾れるか楽しみだ。
(画像=https://twitter.com/UniversTennis/status/1609145409938628608)