全豪オープンは、南半球で最も人気のあるスポーツイベントだが、実のところ視聴率はどれぐらいのものなのだろうか?essentiallysportsが報じている。
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2022年全豪オープンの放送権を持つNine Networkによると、最初の5日間の視聴率統計では、最も視聴された試合はアシュレイ・バーティとカミラ・ジョルジのカードで、ピーク時の視聴者数は約168万人にものぼるそうだ。
ちなみに、意外かもしれないが、この数字は大熱狂に包まれた男子の2回戦、ダニール・メドベデフとニック・キリオスの対決よりも優れた数字で、この試合では約160万人が視聴した。
その次に視聴者が多かった試合は、男子の全豪3回戦のカードとなったラファエル・ナダルとカレン・カチャノフの試合で、約120万人の視聴者数を記録した。大会で行われた5日間の全ての試合を遡ると、合計視聴者数は約820万人という凄まじい記録も出ており、まだまだ世界におけるテニス人気も捨てたものではないと言える。
ノバク・ジョコビッチの強制送還問題により、視聴率の低下が危惧されていた全豪オープンだが、今のところは大成功を収めていると言える。今後のマッチアップによっては、観戦するファンはさらに増えていくだろう。どんな結末を迎えるのか楽しみだ。
(画像=ashbarty)