【海外テニス】キリオスがレジェンドからの痛烈批判に反撃「あいつはロッカールームの雰囲気を知らない」

 

歯に衣着せぬ発言で有名なニック・キリオスだが、それはテニス界のレジェンドが相手であろうと全く変わりないようだ。sportskeedaが報じている。

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今回キリオスが牙を剥いた相手は、元世界ランキング1位のパトリック・ラフターだ。ラフターは、最近放送された全豪オープンの公式ポッドキャストに出演した際、キリオスとコキナキスのダブルスは対戦相手へのリスペクトが欠けていると以下のようにコメントした。

「(キリオスたちに対して)選手たちが本気で怒っているから、それはそれで面白い。その辺の事情はよく知らないし、どっちでもいいんだけどね」

「だけど、あれはちょっとしたサーカスだよ。ダブルスは素晴らしいイベントで、とても楽しいし、シングルスの助けにもなるけれど、大切にするべきポイントはそこではないんだ。同時に独立したエンターテイメントでもあるしね」

「ドラマを作り、チケットを売り、ファンを作る事が悪いとは思わないけど、果たしてそのために犠牲を払う必要があるのか私には分からない。選手たちは本当に怒っている。彼らの振る舞いを、どうしようもなく理解しろということなのかな」

もちろん、キリオスがラフターの発言を黙って見過ごす事はなく、Twitterで以下のように反論している。

「彼は、ロッカールームの雰囲気がどんな感じなのか、まったく知らないみたいだな。俺とコキナキスは、ツアーに参加しているほとんどの選手と仲が良い。あいつは何も分かっちゃいない」

昨年の全豪オープンでは、スタンドへボールを打ち込み、意図せずファンの子供へ当ててしまったことを、対戦相手のマイケル・ビーナスから痛烈に批判された過去があるキリオス。ラフターが言った通り、キリオスに対して良いイメージを持っていないプレイヤーは、確かに存在するだろう。

しかし、犬猿の仲であったノバク・ジョコビッチと仲直りして見せたように、決してキリオスは分かり合えない人間ではない。今後もキリオスとコキナキスのペアは、ダブルス界のダークヒーローとして君臨し続けるのだろうか?目が離せない。

(画像=https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/)