【海外テニス】若かりし頃のポールが同郷の先輩であるロディックへ抱いた不満とは?「ラコステは嫌だった」

 

全豪オープンで躍進を遂げたトミー・ポールは、2009年のアンディ・ロディック以来、同大会で準決勝に進出した初めてのアメリカ人男子プレーヤーとなった。この功績により、ポールには多くのレジェンドたちから称賛の声が寄せられたが、この度彼は、とても興味深いエピソードを明かしてくれた。sportskeedaが報じている。

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どうやら若かりし頃のポールは、同郷の偉大な先輩であるロディックのある部分に不満を感じていたそうだ。

「ちょうどテニスを始めた頃だったと思う。今でも覚えているよ。その頃に私が練習していた場所には、ロディックがリーボックを着てグランドスラムを優勝した時のポスターが貼ってあった」

「だから、本音を言うと、彼がラコステへウェアを変更したのは、気に入らなかった。『これで彼はもうスラムを勝てないだろう』って感じで。ウェアのせいで勝てないと思ってたよ」

リーボック時代のロディックと言えば、男子選手としては珍しいサンバイザーを被っていたイメージが強いが、ポールがコメントしていた通り、ロディックにとって強さを表すアイコンとも言えるスポンサーだった事は間違いないだろう。

近年のアメリカは、テイラー・フリッツやフランシス・ティアフォーを始めとして、ベン・シェルトンのような若手も育ってきており、テニス大国としての威厳を取り戻しつつあるが、ポールには同郷のライバル達と共に、これからも熱いプレーを見せてくれることを期待したい。

(画像=https://www.instagram.com/tommypaull/)