【海外テニス】GS初出場でベスト8入りを達成したシェルトンの彼女は誰?【陸上競技の銅メダリスト】

 

アメリカの期待の新人ベン・シェルトンは、プロとして自身初の海外遠征となった2023年の全豪オープンで、素晴らしい活躍を続けている。初出場ながら準々決勝進出を果たした彼だが、今回はシェルトンの家族について紹介させていただきたい。sportskeedaが報じている。

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ベン・シェルトンの両親は?

ベン・シェルトンは、2002年にブライアン・シェルトンとリサ・シェルトンの間に生まれた。シェルトン家はテニス界で有名な一家であり、父のブライアンは元ATPプレーヤーで、シングルスで世界55位、ダブルスで世界52位まで上り詰めた一流選手だ。1994年のウィンブルドンでは、4回戦まで勝ち上がっている。

引退後、ブライアンは1999年にジョージア工科大学のテニスチームの監督に就任し、2007年にはNCAA(全米大学体育協会)優勝に貢献した。指導者としても優秀なことは間違いない。

そして、ブライアンは現在、ジョージアからフロリダ大学に移り、フロリダ・ゲーターズのヘッドコーチとして活躍している。ちなみに、息子のシェルトンも、プロになる前はゲーターズの一員として活躍していた。シェルトンは、試合中に両手でワニが噛むようなセレブレーションを見せることがあるが、あれはゲーターズに所属していたことが由来となっている。

一方、母のリサ・シェルトンは、自身もジュニアテニス選手として有望視されていたが、現在は不動産業者として働いている。また、シェルトンにはエマという妹がおり、彼女もフロリダでテニスをしている。

ベン・シェルトンの彼女は?

シェルトンは、七種競技(二日間で合計七種の競技を行う陸上競技における混成種目)で活躍するアンナ・ホールと2021年に交際を開始している。全米でも評判のヘプタスリートであるホールは、2022年のアメリカ屋外陸上競技選手権で優勝した経験もあり、世界陸上競技選手権大会では銅メダルを獲得した生粋のアスリートだ。

昨年のインタビューでシェルトンは、ホールがメダルを獲得した際に、以下のようにコメントしている。

「彼女は今年の世界選手権で銅メダルを獲得してるし、優れた陸上選手だから、僕を謙虚にさせてくれる。自分はテニス界で最高の選手にはなれていないからね。だから、自分は強くなる必要があるんだ」

「僕たちはお互いを刺激し合っている。成功するために、同じプロセスを経験しているんだ」

アスリート一家の中で生まれ育ったシェルトン。彼は、昨年のUSオープンでロジャー・フェデラーからテニスシューズを贈られたりと、ツアーの中でも成長が期待されている。カルロス・アルカラスとホルガ・ルーネを筆頭に、2000年代生まれは黄金世代となりつつあるが、シェルトンにはその一角を担うような選手へと成長してもらいたい。

(画像=https://twitter.com/josemorgado/status/1617430833882857472)