ポーラ・バドサは、シーズン開幕戦で苦戦を強いられた。ユナイテッド・カップのハリエット・ダートとの試合で、彼女は深刻な痙攣に苦しめられたのだ。sportskeedaが報じている。
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Pickle juice magic 🥤🪄
— Tennis TV (@TennisTV) January 1, 2023
Watch as @PaulaBadosa sees an immediate effect after suffering from cramps at the #UnitedCup! pic.twitter.com/QHEvcedPVE
ダートからカウント7-6(6), 4-4と追い込まれ、メディカルタイムアウトを取ったバドサ。そんな彼女が治療のためにトレーナーから渡されたのは、なんとピクルスジュース(ピクルスの漬け汁)だった。
日本ではあまり馴染みはないが、海外でピクルスジュースは痙攣対策として効果があるとされている。実際にアメリカの大学が研究したデータによると、飲んでから平均85秒で痙攣が改善されたという研究結果も出ているほどだ。
そして、メディカルタイムアウトを終えたバドサは、驚異の逆転劇を見せることになる。なんと彼女は、ピクルスジュースを飲む前と後で、フォアハンドの平均速度が10kmも上がったのだ。結果的に彼女は6-7(6), 7-6(5), 6-1でダートに勝利することに成功した。
what a sport pic.twitter.com/w4p4Fd2vcY
— Courtney Nguyen (@FortyDeuceTwits) January 1, 2023
魔法のジュースのおかげで復活を遂げたバドサ。残念ながら、彼女の奮闘も虚しく、スペイン代表はイギリス代表を前に敗退が確定してしまったが、バドサにはこの勢いを継続し、健康体でシーズンを過ごしてもらいたい。