ジョコビッチが隔離されているホテルは劣化もひどい【火災が起きた過去あり】

 

ノバク・ジョコビッチが現在隔離されているホテルは、見た目上はお洒落であり、快適そうな印象を受ける。しかし実際のところ、住み心地はかなり悪いそうだ。puntodebreakが報じている。

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ジョコビッチが隔離されているホテルは別名”パーク・プリズン”

ジョコビッチが隔離されている”ザ・パークホテル・メルボルン”は、サイト上では、プールやバスタブ、ジムを備えた国際的な中心地として紹介されている。おそらく、前情報を何も知らずに見れば、広々としたサービスと質の高いインテリアを備えた、きちんとしたホテルに見えるだろう。

しかし、パークホテル・メルボルンに滞在したことのある難民が、このホテルを”パーク・プリズン”と揶揄しているのには理由がある。綺麗なエントランスを通過した後には、かつて大手ホテルチェーンの入り口を示していたロゴが黒いビニールで覆われ、不穏な雰囲気が漂っているほか、入り口は警察が警備しているため、中には駐車場の入り口から入るしかない。ホテルが醸し出している閉鎖感は目に余る。

隔離されているホテルは掃除されていない

パークホテル・メルボルンは、劣化がひどいことでも有名だ。過去には、1階で火災が発生したこともあり、安全面でも不安感が募る。加えて、換気システムの悪さから、昨年の10月にはパンデミックが発生し、結果的には20人以上の難民が陽性反応を示した。

料理もひどいものだと言われている。食べ物が腐敗したり、カビが生えたりしているのは日常茶飯事で、ひどい時には虫がついていることもあるそうだ。今ジョコビッチは、特例のシェフが作った料理を食べていると報道されているが、彼のようなグルテン不耐症を抱えるアレルギー体質な人間にとって、ここの食事を摂ることはかなり危険だ。

長く住んでいる難民は、部屋から出ることも、散歩することも許されないと主張している。彼らはこれまで1日に23回、唯一屋外がある4階に上がってタバコを吸うことしか許されなかったそうだ。部屋には虫が住んでいるとも言われており、これは掃除をほとんどしていない証拠だろう。

ジョコビッチの精神状態は大丈夫なのか?

 
 
 
 
 
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ジョコビッチは、オーストラリアで起きた2年前の大規模な山火事の後、100万ドル近くの大規模な寄付をしている。しかし、地元民の彼に対する今の目は非常に冷たい。ジョコビッチはお金を出して、ワークアウトやテニスの練習ができる個人宅に移りたいと願い出たが、結果的に断られてしまった。

本来、ナダルがフランスで英雄扱いされるように、ジョコビッチもオーストラリアで英雄扱いされるべき人物だ。しかし、今回の騒動で彼は、ほぼ全ての国民を敵に回してしまった。今の状況は誰もが望んでいなかった事態なだけに、早期の解決が求められる。

(画像=djokernole)