ノバク・ジョコビッチは、We Love Tennisが報じたL’Equipeのインタビューで、才能は人生の最終結果の “ごく一部 “に過ぎないという考えを示し、残りはその人の “仕事量 “で決まると主張した。sportskeedaが報じている。
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ジョコビッチは、才能について以下のように語っている。
「人々は忘れがちなんだ。『彼には才能がある』ってね。才能ってなんだろう?僕は才能を信じている。才能を信じない人もいるけれど、僕は信じるよ。遺伝的なアドバンテージがあるとしよう。でも、才能は最終的な結果のほんの一部でしかない。残りは練習量だ。アメリカでは『努力は才能に勝る』と言われている。そしてそれは真実だ」
続けてジョコビッチは、次に、テニスでは才能よりもハードワークの方が価値があるという原則を、体現している選手たちを述べた。
「テニス界には、たくさんの例がある。ダビド・フェレールは、信じられないような働き者だった。ラデク・ステパネクもそうだ。彼のプレーを見ていると、いくつかの限界が見えてくる。彼のフラットなフォアハンド、トップスピンを使いこなせないことなどね。しかし、彼のゲームインテリジェンス、意志の強さ、そして巧みな仕事ぶりが、高みに到達することを可能にしたんだ。そして、ジル・シモンもひとつの例と言える。彼はトップ10だ」
フィジカルと器用さが同時に求められるスポーツであるテニスは、一見すると恵まれた体格や、繊細なラケットタッチが必要と見なされることもあるが、ジョコビッチが言う通り、才能よりも重要なのは練習量だろう。彼の功績の影には、とてつもない努力の爪痕が残っているに違いない。
(画像=djokernole)