【ATP/テニス】マレーが自身の衰えについて言及「ラファやノバクよりも明らかに落差がある」

 

アンディ・マレーは、USオープン3回戦でマッテオ・ベレッティーニに敗れた後、自身のフットワークが衰えていることについて言及した。sportskeedaが報じている。

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マレーは、同世代のライバルであるラファエル・ナダルやノバク・ジョコビッチと比較して、ここ数年、動きやリーチが衰えてきたと感じているようだ。

「同じような年齢のラファやノバクが、今コートを動き回っているのを見ると、彼らは5、6年前と同じような動きをしているのに、私には明らかにちょっとした落差がある」

「この衰えは、ポイントをどのようにプレーしなければいけないかという点で影響してくる。以前ほどボールを追いかけられなくなったかもしれない。リーチが以前ほど伸びないのかもしれない」

「(今日の)試合の大部分ではサーブがうまくいかず、かなり痛い目にあったよ。あの時間帯は、いつも片方のエンドでタフになるんだ。サーブのリズムがつかめなかった。逆にベレッティーニはサーブがとても上手で、何度もフリーポイントを取っていた。僕はそうじゃなかった。それが大きな違いだったね」

マレー本人は動きが衰えたと主張するが、人工股関節でプレーしていることを考えれば、彼のフットワークは未だに超人的だろう。マレーのプレーが今後どのような進化を遂げていくのか楽しみだ。

(画像=https://twitter.com/the_LTA/status/1565780139975270400)