【海外テニス】アルカラスが歴代王者史上2番目の早さでツアーレベル100勝を達成!

テニス界の新時代を担う存在であるカルロス・アルカラスが、現在開催されているインディアンウェルズで、タロン・フリークスポールに勝利したことにより、早くもATPツアー100勝目を挙げた。sportskeedaが報じている。

【関連記事】世界王者アルカラスが新しくタトゥーを彫ったことをSNSで報告!

この記録により、アルカラスは往年のレジェンドたちと肩を並べることになる。彼はツアーレベル132試合をこなして100勝達成となったが、これはATPランキング1位に到達した歴代選手の中で、史上2番目の早さの記録だ。アルカラスよりも早く100勝に到達したのは、ジョン・マッケンロー(131試合)だけであり、アンドレ・アガシ(135試合)やラファエル・ナダル(137試合)などのレジェンドたちを超える形となった。

アルカラスのATPツアーでの初勝利は、2020年2月のリオ・オープンだった。同じスペイン人選手の先輩であるアルベルト・ラモス・ビノラスに対して、3時間37分の激戦を制し、7-6(2)、4-6、7-6(2)で勝利したのだ。それからわずか3年という短期間で、世界王者まで上り詰めたのに加え、同時にツアー100勝も達成したのだから驚きだ。ちなみにアルカラスは、自身の喜びを以下のように表現している。

「初めてATPツアーで勝利してからこれまで、たくさんのことが起こったよね。132試合で100勝を達成したのが、史上2番目の早さだったと知った瞬間、本当に自分自身を誇らしく感じたよ」

インディアンウェルズでは既に、準々決勝まで勝ち進むことに成功しているアルカラス。怪我の影響で、今シーズンのスタートは遅れてしまったが、この勢いを継続できれば、すぐに世界王者の座を取り戻すことも現実的だろう。今後が楽しみだ。

(画像=https://www.instagram.com/carlitosalcarazz/)