【海外テニス】ルブレフがナイキと決別し自身の立ち上げたブランドにウェアを変更!【ユナイテッドカップ】

 

トップ10選手であるアンドレイ・ルブレフは先日、自身のSNSで新しいウェアブランド “Rublo “の立ち上げを発表した。sportskeedaが報じている。

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ルブレフと言えば、長年ナイキのウェアを愛用していたイメージが強いが、今シーズンからは、自身の苗字にちなんで名づけられたRubloのウェアを身に纏い戦うことになる。ちなみに、彼のSNSには既にプロモーションビデオがポストされている。

加えて、上記のビデオとテキストを見ていただければ分かるが、このブランドには、ルブレフの並々ならぬ強いメッセージが込められている。なんと彼は、この投稿を通じて、自身がうつ病である事を公表したのだ。

「この世界では、みんなの頭にまどろみの片頭痛が生まれます。私はうつ病で、いつも生と死について考え過ぎていることも自覚しています。ですが、私の人生が終わる前に、自分が信じるもの、自分が愛するもの、自分が愛する人のために戦い続けたいのです」

「私たちは、私にとって重要で身近なことに取り組んできました。そして、単なるブランドではなく、人々や地球を助けることができる何かを、皆さんと分かち合いたいと思ってます。希望と優しさの象徴となるようなものです。今年は面白い年になりそうですしね。この暗い世界に少しでも光を加えられるよう、みんなで力を合わせたいと思います」

ロシア出身のルブレフにとって、2022年はタフなシーズンとなった。ネットでは誹謗中傷に晒され、ウィンブルドンでは参加を禁止されるなど、彼のメンタルを擦り減らすような出来事が多く存在した。ルブレフには新しいウェアで心機一転、フレッシュな気分で全豪オープンを迎えてもらいたい。

(画像=https://www.instagram.com/andreyrublev/)