【ATP/テニス】ナダルのコーチとムラトグルーの仲が悪化?【モヤが激怒した理由】

 

テニス界を代表するコーチとして有名なパトリック・ムラトグルーだが、どうやら彼はラファエル・ナダルのコーチであるカルロス・モヤの怒りを買ってしまったようだ。sportskeedaが報じている。

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事件の発端は、全仏オープンが始まる前、ムラトグルーがフランスのテレビ番組で、以下のようにコメントしたことから始まった。

「彼(ナダル)がこれほど少ない試合数でローラン・ギャロスに挑むのは非常に珍しいことだ。だから、この大会は彼にとっては未知の世界なんだ。今シーズンは素晴らしいスタートを切ったけれど、ラファは常に多くの試合数を必要とする選手だ。ベストの状態ではないだろう」

ムラトグルーの言う通り、インディアンウェルズで肋骨の骨折をしたナダルは、クレーシーズンのスタートに乗り遅れ、例年のように試合数をこなせなかった。だが、彼の主張に反論を唱えたのがモヤだ。

「17年連続でトップ10入り、2020年ローラン・ギャロスでは7ヶ月で3試合のみこなして優勝、同じく2022年全豪オープンでは6ヶ月で3試合だけこなして優勝、ちょっとしたリスペクトと思い出だ」

ビッグネーム同士のビーフだったこともあり、このやり取りには大きな注目が集まっていたが、ナダルが結果的に全仏オープンを優勝した今、2人のいざこざは解消されたのだろうか?先日、あるファンが、モヤに「ムラトグルーから連絡はあった?」と尋ねたところ、彼は以下のように答えている。

「応援してくれる人しか覚えていない。勝利を楽しもう・・・乾杯!!」

モヤの反応を見る限り、ムラトグルーは彼に対して釈明をしていない可能性が高いが、実際のところはどうなのだろうか?彼らの関係性からは、今後も目が離せない。

(画像=https://www.instagram.com/patrickmouratoglou/)