【海外テニス】メドべデフがファンのブーイングに対してユニークな反撃を行う

 

元世界王者であるダニール・メドべデフは、ブーイングしてくるファンに対してユニークなプロレス芸をお返しすることで有名だが、もしかしたら彼は、アウェーな状況を本気で楽しんでいるのかもしれない。sportskeedaが報じている。

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ウィーンOPの2回戦で、オーストリアのホーム選手であるドミニク・ティエムと対戦したメドべデフは、熱烈な地元ファンたちからの攻撃を受けた。彼がダブルフォルトするとスタンドからは歓声が上がり、パフォーマンスに支障が出てもおかしくない状況だったが、メドべデフは決して崩れることなく勝利を飾った。

そして試合後、ネット際でティエムと握手をする前に、メドべデフにはファンたちからブーイングが浴びせられたが、これに対して彼はなんと、親指を立てて煽って見せたのだ。

ちなみに試合後、メドべデフは以下のようにティエムのことを称賛した。

「今日はとてもタフな試合だった。ティエムが再び高いレベルでプレーしているのは素晴らしいこと。彼と対戦するのは決して簡単なことではないしね。今日の勝利には満足している。準々決勝でも頑張るよ」

結果的に、決勝でシャポバロフを倒してウィーンを優勝し、ATPファイナルズの出場権も獲得したメドべデフ。何かとファンたちから悪者扱いされがちな彼だが、どのようなブーイングもメドべデフの前では意味をなさないのかもしれない。

(画像=https://www.instagram.com/medwed33/)