メドベデフがプロテニスの難しさを語る「優勝しても翌週負ければ忘れられてしまう」

 

世界王者であるダニール・メドベデフは、ディフェンディング・チャンピオンであるキャメロン・ノリーを破り、2022年ロスカボスのタイトルを獲得した。ファンとしては彼の実力を再確認させられる試合内容になったわけだが、本人にとってテニスは未だに簡単なスポーツとは言えないようだ。sportskeedaが報じている。

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メドベデフは以下のように語っている。

「テニスは簡単なスポーツじゃない。なぜなら、優勝しても翌週負ければ、少しづつ忘れ去られていく傾向があるからね。でも、嬉しいことに、さらに次の週には、ノリーが昨年のインディアンウェルズでやったように、自分のシーズンや人生を変えることができるかもしれないんだ」

「僕は決勝で5連敗していたから、もっと良くなる必要があったし、大きな変化がいつ起こるかわからないからね」

昨年まで無名だったノリーは、マスターズであるインディアンウェルズを優勝したことで、ビッグネームへと成長した。今年はウィンブルドンでベスト4に残るなど、ファンの間でもお気に入りの選手へとなりつつある。メドベデフが言うように、彼はテニスを通じて人生を変えた選手の1人と言えるだろう。

ノリーを破ったことにより、今シーズンの成績を31勝10敗としたメドベデフ。今回のタイトル獲得は、ウィンブルドンに出場できなかった悔しさを晴らす良い機会になっただろう。彼がUSオープン連覇を達成できるか要注目だ。

(画像=https://www.instagram.com/medwed33/)