【海外テニス】フェデラーがGOAT議論について言及「全ての記録を独占しなくても幸せだ」

 

ロジャー・フェデラーは、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチと並び、長年GOAT(Greatest Of All Time)候補の1人として挙げられてきた。では、引退を目前に控えた今、本人はこのことをどのように捉えているのだろうか?sportskeedaが報じている。

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フェデラーは、GOAT議論における自分の位置付けについて次のように語った。

「(サンプラスの記録を抜いて)ウィンブルドンで15個目のグランドスラムタイトルを獲得したことは、私のキャリアで大きな瞬間のひとつだよ。だけど、それ以降のタイトルは、すべてボーナスだったんだ。もちろん、記録は続いていくんだけどね」

「5つのスラムをさらに勝ち取ることができて、凄い嬉しく思うよ。私にとっては信じられないことだった。それから、100以上のタイトルを獲得することができたし、それらすべてが素晴らしいことだ」

「コートで長く活躍できたことは、私にとって大きな誇りだ。幸せであるために、すべての記録を独占する必要ないよ」

今シーズンの全豪オープンで、最大のライバルであるラファエル・ナダルにグランドスラム最多優勝記録を抜かれた時も、記録への執着はないと語っていたフェデラー。彼にとってスタッツはただの数字にすぎないのだろう。

(画像=https://twitter.com/ESPNtenis/status/1572678840245174273)