【WTA/テニス】苦戦中のガウフがライバルからのインスピレーションを語る「シフィオンテクに影響を受けた」

 

3年前のウィンブルドンで4回戦に進出して以来、ココ・ガウフはツアーの第一線で活躍してきた。現在、彼女は若干18歳にして、世界ランキング15位となり、WTA最高位を記録している。そんなガウフは、若くして世界女王となったイガ・シフィオンテクからインスピレーションを得ているようだ。puntodebreakが報じた。

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シフィオンテクは、アシュレイ・バーティの電撃引退というアシストがあったとはいえ、20歳という年齢で世界ランキング1位となった。これに伴い、若手で最も注目を集めてきたガウフの存在感は薄くなってきたが、本人は今の状態を特に気にしていないようだ。

「プレッシャーから解放されるのは間違いないよ。若さが大きな問題だと言われていたような気もするけど、みんな同じ考えなんだと思う。シフィオンテクが1位になったことで、テニスでも若いうちから活躍できることが分かったから、モチベーションが上がったの」

近頃のガウフの成績はパッとしないが、本人はどうやら少しずつ自信を取り戻しているようだ。

「外部の雑音に耳を傾けすぎている気がした。みんな『彼女はすべてのグランドスラムを制覇するんだ』とか、ほぼ不可能なことを言ってるんだけど、心のどこかではみんなの期待に応えられていない感じがしていたの」

「SNSに触れる時間を減らしてみたよ。私は人の言葉を気にするタイプだから、人の言葉に耳を傾けつつ、遮るタイミングも見極めなきゃね」

自分なりのフォーカスの仕方を見つけようとする彼女には、ティーンエイジャーとは思えないテニスへの真摯な思いが垣間見える。今のところ、彼女のキャリアはシフィオンテクに一歩リードされた形となっているが、まだまだ伸び代があるガウフにも追いつくチャンスが必ずあるはずだ。

(画像=https://twitter.com/CocoGauff)