ガウフがウィリアムズ姉妹の影響力について語る「自分でもやれるんだという気持ちになれる」

 

セリーナ・ウィリアムズとヴィーナス・ウィリアムズをロールモデルとして育ってきたココ・ガウフは、USオープンの初戦でレオリア・ジャンジャンを6-2, 6-3で倒した後、ウィリアムズ姉妹が持つポジティブな影響力について語った。sportskeedaが報じている。

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アスリートの位置付けや、人々がヒーローを持つことの重要性についてガウフは次のように答えた。

「ヒーローは大切だと思う。セリーナ・ウィリアムズとヴィーナス・ウィリアムズの家庭は金銭的に余裕がなかったし、コンプトンのタフな地域で育ってきた」

「私はそれを知ったことで、自分でもやれるんだという気持ちになれたと思うの。だから、誰かが私を見て『彼女がやったから私にもできるんだ』と言ってくれることを願っている」

「レブロン・ジェームズ(NBA選手)やアリソン・フェリックス(陸上選手)、シモーヌ・バイルズ(体操選手)などのヒーローたちは、自分の人生を生きていて、それを見ることが私たちにとってどれだけ刺激になっているのか想像もつかないよね」

加えてガウフは、ウィリアムズ姉妹と自分の人生を比較した。

「私はかなり恵まれた生活を送ってきたと思う。両親は私を養うために十分なお金を稼いでいて、経済的なことを考える必要はなかった。両親はまだ一緒にいる。これは特権。ある意味、それは認めているつもり」

「こういう生活をしているから、すべてが完璧だと思われているような気がするけど、誰もが自分の内なる悪魔と戦っている。でも、私は自分の戦いが少しは楽なのかもしれないね」

未だに白人のスポーツというイメージが強いテニスにおいて、ウィリアムズ姉妹やガウフがこの競技に与えてきた影響はとても大きい。彼女たちは今後も、立派なロールモデルのヒーローとして語り継がれていくことだろう。

(画像=https://www.instagram.com/cocogauff/)