新人王候補のジャック・ドレイパーがアルカラスへのライバル心を明かす「彼は僕のベンチマークだ」

 

今シーズンすでに4つのチャレンジャータイトルを獲得し、未来のスター候補として名を馳せているジャック・ドレイパー。そんな彼が、ATPのインタビューで、一足早くツアーで成功を収めているカルロス・アルカラスに対する思いを語った。sportskeedaが報じている。

【関連記事】チチパスがアルカラスへの憧れを語る「彼のようになりたい」

どうやらドレイパーにとって、アルカラスは超えるべき存在であり、将来はビッグタイトルで対戦したいと考えているようだ。

「アルカラスはとても特別な選手だ。僕は彼をベンチマークとして見ている。彼のスタンダード、ワークレート、そしてプレーの仕方。ああいう人を見ていると、多くのことを学べるし、いつか彼とビッグタイトルを争えるようになりたいよ」

ドレイパーの活躍は、今に始まったことではない。昨シーズンのシンチ選手権では、ヤニック・シナーとアレクサンダー・ブブリクを破ったほか、ウィンブルドンの1回戦では世界王者だったノバク・ジョコビッチ相手に第1セットを先取したこともある。

加えてドレイパーは、アルカラスだけでなく、2021年USオープン覇者である同郷のエマ・ラドゥカヌからもインスピレーションを感じているようだ。

「自分には勝ち残るためのテニスレベルとマインドセットがあると思うよ。僕はアグレッシブにプレーするのが好きで、特に調子の良い時はそういうプレーをする。ビッグサーブとビッグフォアハンド、そしてしっかりとしたバックハンドが打てる」

「エマが勝ったことは大きなモチベーションになったんだ。自分も刺激を受けたよ」

全仏オープンで予想外の活躍を果たしたホルガ・ルーネと共に、アルカラスのライバルとして君臨することを熱望されているドレイパー。レフティで攻撃的な彼のテニスは、カジュアルなファンの目にも魅力的に映る派手さがある。将来が楽しみな選手の1人だ。

(画像=https://www.instagram.com/jackdraper/)