ラファエル・ナダルが長いキャリアの中でラケットを1本も壊したことがない逸話は有名だが、一体彼には年間何本のラケットが支給されるのだろうか?バボラットの競技部門ディレクターを務めるジャン・クリストフ・フェルボルグ氏が、この質問に答えた。sportskeedaが報じている。
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フェルボルグ氏は、以下のように話している。
「平均して、ナダルは年に4回、6~8本のラケットを渡される。彼は、グリップが彼の手の形になじむまで、この6~8本のフレームを使い込み、最高のフィーリングを得ようとする。ナダルにとっては、グリップが完全に手に馴染むまで使い続けることが重要なんだ」
ラケットを粗末に扱う選手も多い中、ナダルはラケットが手に馴染むまで大切に使うと言うのだから驚きだ。彼がラケットを決して投げないのは、幼少期に学んだ叔父のトニー・ナダルからの教えの一つとも言われているが、ナダルのコートマナーは世界中のテニスプレイヤーにとって最高のロールモデルとなり得るだろう。
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