【ATP/テニス】シュワルツマンがジョコの強さを語る。「彼はジョイコンで操作されているみたいだ」

 

世界ランキング13位のディエゴ・シュワルツマンは、先日Filo Newsで行われたインタビューで、ノバク・ジョコビッチの信じられないゲームプレイについて言及した。

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今シーズンのジョコビッチは、グランドスラムとマスターズ1000でそれぞれ3個ずつタイトルを獲得し、驚異的なシーズンを過ごしたわけだが、インタビューの中でシュワルツマンは、ジョコビッチのゲームを読むのはとても困難な作業だと強調した。

 

「ジョコビッチは、まるでゲーム機のジョイスティックでコントロールされているかのような動きをするんだ。彼のようにコート上で体勢を維持しながら自由自在に方向転換をするのは、非常に難しいことなんだけど、彼はそれを簡単にやってのける。時速100キロであらゆる方向へ飛んでいくボールをミスせずに返球し続けるんだからすごいよ」

 

ジョコビッチのコートカバー力はツアー随一だが、彼の本質は体の柔軟性にあるだろう。足をどれだけ開脚しようとジョコビッチはバランスを崩すことがない。ジョイスティックに例えたシュワルツマンの解釈は、とても分かりやすくて興味深い。

 

今シーズンは期待された活躍ができずに、世界ランキングもトップ10から外れてしまったシュワルツマンだが、優れたコートカバーリングと小さい体を活かして高い打点から打ち込む強力なストロークは未だ健在だ。来シーズンの2月には、同じアルゼンチン出身のデルポトロも復活するも復活すると噂されているため、同国のテニスファンは大いに盛り上がるだろう。シュワルツマンには本来のスタイルを取り戻してもらい、再び世界ランキングトップ10へ返り咲いてもらいたい。

(画像=dieschwartzman)