デビスカップの準決勝で、セルビアがクロアチアに敗退したことにより、長い長いシーズンの終わりを迎えたノバク・ジョコビッチ。そんな彼は、疲弊した体を癒すべく、家族との時間を過ごす様だ。スペインのテニスサイトpuntodebreak.comが報じている。
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自身はシングルスで全勝し、チームに最大限の貢献を果たしたジョコビッチ。しかし、そんな彼の活躍があったにも関わらず、セルビアはまたもデビスカップで優勝することが叶わなかった。チームメイトを責めることは無いにしろ、ジョコビッチ本人はかなりショックを受けたようだ。
「今年の自分のプレーに後悔はないよ。試合では常にベストを尽くす様にしているしね。自分の国の代表を務めることには大きな意味があるけど、今回は残念ながら勝ち進むことができなかった。シングルスで全勝したのに、勝ち残れないのはとても残念なことだけど、これはどうしようもないことだよね。自分は常に、全ての敗北から教訓を引き出す様にしている。今はかなり傷ついているけど、この挫折は自分を強くし、人として成長させてくれる痛みだと信じているよ。」
また、セルビア代表の改善点について聞かれたジョコビッチは「ダブルスを改善する必要があるね。シーズンずっとペアを組んでいる様なダブルスが出来なければ、勝ち進むことは難しいだろう。」と答えた。確かに、今年のセルビア代表はシングルスの層が厚かったにも関わらず、ダブルスは急造ペアがほとんどで、連携が取れているとは言い難かった。
加えてジョコビッチは、全豪オープンへ参加するかどうかについてはハッキリと明言せず、言葉を濁した。
「正直なところ、これからの数日間はしっかりと回復に努めて、テニスのことは忘れようと思っているよ。今シーズンはとても疲れたから、しっかりとエネルギーを一新して、家族と充実した時間を過ごすつもりだ。君たちが知りたがっているのは分かっているけど、今は全豪オープンについての話はしないよ。」
ジョコビッチの父親は「息子は全豪オープンへ出場はしないだろう」とメディアへ答えていたが、果たして最も相性の良いグランドスラムをジョコビッチがスルーすることはあり得るのだろうか。今後の彼の声明に注目だ。
(画像=@DjokerNole)