【ATP/テニス】デビッド・ゴフィンが元世界3位のフェレールとワークアウト。「引退した人が打てるボールじゃない」

 

ATPツアーの中には、実績と実力があるのにも関わらず、怪我のせいで満足に試合に出場できていない選手がたくさんいる。その内の1人が元世界7位のデビッド・ゴフィンだ。

 

ゴフィンは今年のUSオープンで、アメリカの成長株マッケンジー・マクドナルドを相手に初戦で敗退。その後は膝の怪我を理由にシーズンをリタイアしてしまった。現在の彼は、膝の具合を確かめながら、来シーズンへの復帰へ向けて準備をしているようだが、この度、ATP界のレジェンドであるフェレールとのワークアウトが実現したようだ。海外スポーツサイトessentiallysports.comが報じている。

 

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上記の投稿の通り、元々ゴフィンは、ロベルト・バウティスタ・アグートやパブロ・アンドゥハルといったスペイン勢達と一緒に練習するために、スペインのバレンシアへ渡航していた。しかし、彼がバレンシアでトレーニングをすることに決めた理由はそれだけではなく、フェレールの存在が大きかったようだ。

 

「バレンシアに行ったのは、フェレールに会えると思ったのも1つの要因だね。彼からは良いアドバイスを貰ったよ。親切で謙虚なナイスガイだった。コートで彼のボールを受けたけど、引退した人の打つボールとは思えなかったね。」

 

ちなみにフェレールは、先日もATPチャンピオンツアーで、ベルディヒやアルマグロ、ゴンザレスといった面々と試合を行い、代名詞であるフォアハンドの逆クロスを存分に披露していた。ゴフィンが彼の仕上がりに驚くのも、無理はないだろう。

 

また、今後のキャリアについて尋ねられたゴフィンは「万全に回復できたら、あと4,5年はプレーしたいね。」と答えていたため、まだまだ気力に満ち溢れているように思える。低身長ながら、コースを突く配球と、優れたディフェンス力でツアーを席巻していたゴフィン。彼の輝かしいキャリアのハイライトは、以下の動画でチェックすることができる。

 

 

(画像=@ROLEXMCMASTERS