テニス界を代表するプレイヤーのラファエル・ナダルは、ウォームアップから試合終了まで全力でプレーすることで知られている。そのため、プライベートでも生真面目な性格であると勘違いされがちだが、エキシビションツアーでナダルと一緒にラテンアメリカを旅したキャスパー・ルードによれば、彼の性格はとてもフレンドリーなようだ。sportskeedaが報じている。
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2023年シーズンに向けて順調にトレーニングを重ねるナダル。両手バックに飽きて片手バックを練習し始める。pic.twitter.com/HLNQmgYue1
— モリス@海外テニス情報 (@Morris2009USop) December 13, 2022
Eurosportの取材で、ルードはナダルと一緒にホテルで過ごした時間を次のように振り返った。
「ナダルは、生まれたばかりの息子の素敵なビデオとかを僕に見せてくれたんだ。みんな勘違いしているけど、僕たちはその辺にいる普通の人と変わらないよ。結局、みんなそうなんだ」
「アスリートはいつも超ストイックとか、超真面目だとか思われているけど、必ずしもそうではない。僕たちは生活を楽しむことができるし、テニスばかりやっているわけではないんだ」
続いてルードは、ナダルが持つ私生活のメリハリについても語った。
「ナダルはある種のスイッチを持っている。プライベートに関しては、オンとオフの切り替えができるんだ。普段の彼は、コート上で見せるほど真剣で熱心な感じじゃない。楽しいことが好きなんだ。ちょっと踊ったり、夕食においしいワインを楽しんだりとかね」
「こんなことを言うと、彼のイメージが変わってしまうかもしれないけど、一緒に居て楽しい人だよ」
熱心な努力家でストイックなイメージが強いナダル。しかし、ルードが言った通り、彼は本来面白いことが大好きで陽気な性格なのだろう。SNS上では既に全豪オープンへ向けたトレーニング映像も拡散されているが、ナダルにはプライベートでも充実した時間を過ごしてもらいたい。
(画像=https://www.instagram.com/casperruud/)