テニス界で最もリッチな選手であるラファエル・ナダルは、超豪華なプライベートジェットを所有している。並のテニス選手には手が届かない代物だが、今回はそんな彼のプライベートジェットに関する情報やエピソードについて紹介させていただきたい。sportskeedaが報じた。
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— JamesEdition (@JamesEdition) September 11, 2020
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ナダルの所有するプライベートジェットは、500万ポンド(約8億円)相当のセスナ・サイテーションCJ2+という最大6人乗りが出来る機種で、2010年に購入したと言われている。ちなみに、彼の所有するモデルは世界で223機しか製造されていない貴重なもので、維持費だけでも年間約30万ドル(約4000万円)かかるという。
また、これは興味深いエピソードなのだが、ナダルがこのプライベートジェットを購入する少し前、試合のためにアフリカ行きのエコノミー便に乗ろうとしていたところ、ライバルであり親友でもあるロジャー・フェデラーの親切心から、彼のプライベートジェットに乗せてもらったという逸話が存在する。
Tennis Throwback: Rafa Nadal sitting next to Roger Federer on a private jet after losing a three-set match to him in Zurich. [2010] pic.twitter.com/9akrscUBrT
— The Tennis Letter (@TheTennisLetter) April 14, 2022
その後、ナダルがフェデラーに対してどのような形で恩返しをしたのかは謎だが、彼は2015年のメルセデス・カップ決勝でビクター・トロイツキを倒した後、かつてフェデラーがしてくれたのと同じように、次の試合会場であるロンドンまで彼を乗せていったことがあるそうだ。ちなみにトロイツキは、Twitterで以下のように当時の様子をポストしている。
Thanks to great champion @RafaelNadal for giving us lift to London! pic.twitter.com/zIvmlZumK8
— Viktor Troicki (@troicki_viktor) June 15, 2015
最近は、シティOPの決勝を戦った西岡良仁とニック・キリオスが、一緒にプライベートジェットに乗ってモントリオールに向かった事が大きな話題となったが、人脈のある選手は交通手段の面でも恩恵を受ける機会が多いのだろう。ツアーの中に助け合いのカルチャーがあるのは、ファンとしても喜ばしいことだ。
(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)