アルカラスが達成した前人未到の5つの記録【マイアミ優勝】

 

マイアミ・オープン史上最年少の男子チャンピオンとなったカルロス・アルカラスは、ツアーレベルの決勝では3勝0敗、全豪オープン以来の戦績が16勝1敗と圧倒的なポテンシャルを見せている。そこで今回は、アルカラスがマイアミで達成した偉大な記録についてまとめていく。Tennis.comが報じた。

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1:史上最年少のマイアミ王者

 
 
 
 
 
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1810ヶ月のアルカラスは、マイアミ史上最年少の男子チャンピオンとなった。これまでの記録保持者であるノバク・ジョコビッチは、2007年に1910カ月で優勝している。加えて彼は、マスターズ1000の大会で優勝を果たした選手の中で、3番目に若い年齢でもある。

2:圧倒的な勝負強さ

 
 
 
 
 
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アルカラスは、現在ATPのツアーレベルの決勝で30敗の成績を残している。昨年のウマグでの決勝では、リシャール・ガスケを6-2, 6-2で、今年のリオデジャネイロでの決勝ではディエゴ・シュワルツマンを6-4, 6-2で、そしてマイアミ決勝ではキャスパー・ルードに7-5, 6-4で勝っており、そのすべてがストレートセットでの勝利となっている。

3:格上にも臆さないタフネス

 
 
 
 
 
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アルカラスは現在、トップ10プレーヤーに対しての戦績が7勝6敗となっている。彼はマイアミで、5位のステファノス・チチパス(4回戦)、10位のホベルト・フルカチュ(準決勝)、8位のルード(決勝)に勝っており、すでにスターダムへの道を歩み始めている。

加えてアルカラスは、全豪オープン以来、161敗と圧倒的なパフォーマンスを見せている。リオデジャネイロでは5勝、デビスカップで1勝、インディアンウェルズで41敗(準決勝でナダルに敗退)、マイアミでは6勝と文句の付け所がない。

4:スペイン人初のマイアミ王者

アルカラスは、スペイン人男性として史上初のマイアミ優勝を果たした。かつてマイアミの決勝では、ラファエル・ナダル、セルジ・ブルゲラ、カルロス・モヤ、ダビド・フェレールといったスペインのレジェンド達が挑んできた歴史があるが、全員が夢半ばで敗北している。

ちなみに、女子も加えると、アルカラスはマイアミで優勝した2人目のスペイン人プレイヤーだ。1992年と1993年に、アランチャ・サンチェス=ビカリオが2度優勝を果たしている。

5:ハードコートへの順応力

 
 
 
 
 
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アルカラスのサーフェス別最高勝率は、得意としているクレーコートではなく、ハードコートで記録している。ハードコートでの成績が32勝12敗(勝率72.7%)、クレーコートでの成績は18勝7敗(勝率72%)、グラスコートでは1勝1敗(勝率50%)となっている。

アルカラスは世界ランキング11位となり、18歳ながらトップ10を射程圏内へと捉えた。昨シーズンを32位で終えたことを考えると、彼の成長速度には驚きを隠せない。アルカラスがどのようなキャリアを歩んでいくのか、今から楽しみだ。

(画像=@carlitosalcarazz)