電撃引退を発表し、多くの人を驚かせたアシュレイ・バーティ。世界女王として君臨した彼女が、いかに支配的な選手だったのかは議論するまでもない事実だが、今回は海外サイトTennis Majorsでトピックされていた、彼女の興味深い3つのスタッツを紹介させていただきたい。
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114週連続世界No.1
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バーティは、引退を発表するまでに114週連続でWTAランキング1位を獲得していた。これはWTAツアー史上4番目に長い連続記録だ。
世界ランキング1位連続在位記録
1:シュテフィ・グラフ(186週)
2:セリーナ・ウィリアムズ(186週)
3:マルチナ・ナブラチロワ(156週)
4:アシュレイ・バーティ(114週)
5:クリス・エバート(113)
バーティは2019年6月に初めて1位となり、それ以降は2019年8月に数週間その座を失っただけで、近年では珍しい安定した世界女王だったことがよくわかる。
3つの異なる全てのサーフェスでGSを制覇
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バーティは、2019年にローラン・ギャロス、2021年にウィンブルドン、2022年に全豪オープンで優勝した。
彼女は、マーガレット・コート、セリーナ・ウィリアムズ、シュテフィ・グラフ、クリス・エバート、マルチナ・ナブラチロワ、ビリー・ジーン・キング、エボンヌ・グーラゴン、マリア・シャラポワと並び、オープン時代に全ての異なるサーフェスで、グランドスラムタイトルを少なくとも1つは獲得した9人の女性選手の中の一人である。
バーティのキャリアに足りない物があるとすれば、生涯グランドスラム(USオープンのみタイトル無し)だけだろう。
トップ10選手との対戦成績
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過去4シーズン(2019年以降)、バーティはトップ10プレーヤーに対して21勝しており、WTAツアーの他のどの選手よりも多く勝利している。ちなみに、マリア・サッカリは18勝で2番目に多い。
加えて、2019年のWTAファイナルから2021年のシュツットガルトの間で、バーティはトップ10選手に対して10連勝を記録している。バーティに勝った最後のトップ10プレーヤーは、2022年5月、マドリード決勝で対戦したアリナ・サバレンカで、クレーコートでの対戦だった。
(画像=ashbarty)