キリオスが自傷行為をしていた時の生活事情を告白「切ったり焼いたりめちゃくちゃだった」

 

以前、精神的な問題が原因で、自傷行為に及んでいたことをSNSで明らかにしていたニック・キリオスだが、先日行われたWide World of Sportsのインタビューで当時の状況について回顧していた。puntodebreakが報じている。

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キリオスはまず最初に、2019年に患っていた精神疾患に伴う依存症状について話した。

「とても深刻で心配な時期だった。自傷行為もした。俺のことを心配してくれる人はたくさんいたのに、俺は自ら孤立し、自分の心を閉ざしてしまった。自分で問題を処理し、対処しようとした」

「アルコールや薬物もたくさん乱用したよ。今は大丈夫だけど。ほとんど飲まないね。夕食時にワインを飲むことはあっても、その前に飲むことはほとんどない」

「家族とのトラブルもあったから、距離を縮めるために、まずは食事や睡眠、トレーニングなど、健康的な習慣を身につけたんだ。そういう意味で、パンデミックは少し役に立ったかなと思う」

生活習慣を治すことにパンデミックは役に立ったと話すキリオス。加えて彼は、自身が受ける批判についても語った。

「いつもみんなをがっかりさせているような気がしていたんだ。役立たずのような気がしていた。自分の人生さえも嫌になる時があった。体を切ったり、時には焼いたり・・・。すごくめちゃくちゃなことをやっていた。怖いくらいに暗い時期があった」

「SNSにと向き合うことは簡単なことではない。誰もがソーシャルメディアの世界にアクセスできるようになった。アプリを開くと、ネガティブなメッセージやコメントが表示される。受け入れないようにしても、無意識のうちに脳に入り込んでくるから、とても複雑なんだよ」

自由奔放な振る舞いのせいで、あらゆる方面から批判の標的にされることが多いキリオス。一部は彼自身が招いたものもあるかもしれないが、彼も1人の人間であり、精神が不安定になることもあるのだろう。彼には健康体でツアーに臨んでもらいたい。

(画像=https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/)