ラファエル・ナダルが開設した”ラファ・ナダル・アカデミー”は、世界トップクラスのテニススクールであり、現在世界8位に位置付けるキャスパー・ルードなどの名選手も輩出している。
現在、そんなラファ・ナダル・アカデミーは大規模な拡張工事を行なっていると言われているが、ナダルはその新規エリアで面白い試みを図っているようだ。essentiallysportsが報じた。
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その面白い試みとは「ローラン・ギャロス・レストラン」だ。ナダルが今に至るまでに、全仏オープンで13個ものタイトルを獲得してきたのは有名な話だが、それに因んだレストランがアカデミー内に開業されることとなったのだ。
このレストランは、名前の通りローラン・ギャロスの雰囲気を味わえる仕様となっており、内装や食器などは、現地のレストランを参考にしたと言われている。
加えて壁には、全仏オープンで成功を収めた名選手たちの姿が載せられており、クリス・エバートやビヨン・ボルグ、シュテフィ・グラフなどの栄光を拝むことが出来る。
全豪オープンを優勝し、21個目のグランドスラムタイトルを獲得したことで、テニス界史上最高の選手と呼ばれる声も増えてきたナダル。このレストランは、そんな彼のレガシーの一部として残り続けるだろう。
(画像=rafaelnadal)